クラミジアの原因や症状、治療法とは?
クラミジアは日本でもっとも感染者の多い性病と言われています。それだけリスクの高い病気と考えられ、日頃からクラミジアにならないよう気を付けることも求められます。対策をするために原因や症状、治療法について正しく理解しておく必要があります。
|クラミジアの原因
クラミジアになる原因はクラミジアに感染することで、性行為によって感染するケースが圧倒的に多いのが特徴です。どちらかがクラミジアに感染している状態で性行為をすると相手にもクラミジアがうつり、症状が出るわけです。
ここで言う性行為にはオーラルセックスも含まれるため性器の挿入がなくてもクラミジアになる可能性はあります。性行為全般によって感染のリスクがあるため現在でも若い世代を中心にクラミジアに感染する人は後を絶たず、男性よりも女性に多く見られるのも特徴です。
原因から対策を考えるとすれば性行為そのものをしないことが有効と考えられますが、パートナーがいる状態で完全に性行為をしないのは難しいため不特定多数との性行為はしないなどの対策が現実的です。
|クラミジアの症状
男性の場合、クラミジアになると排尿時に痛みを感じたり、尿道から膿が出たりします。症状が悪化すると肝炎や腎炎、前立腺炎などの疾患も引き起こし、オーラルセックスをすることで喉に感染した場合は喉の痛み、痰といった症状が見られます。
女性の場合、おりものの量が増えるのですがこれがクラミジアのせいだと気付くことは少なく感染を放置したままになりがちです。やがて子宮内膜炎や卵管炎になってクラミジアだったと気付くケースも珍しくないのです。男性と同じようにオーラルセックスで喉に感染する場合があり症状も同じです。
|クラミジアを治療する方法
クラミジアの治療はジスロマックなどの抗生物質を投与するのが基本です。抗生物質を数日から1週間ほど服用することで完治できます。ただし服用を中断したりすると完治までも遅くなるので毎日飲み続けることが重要です。このあたりは医師からも説明がありますから医師の話をよく聞き、指示通りに服用しましょう。
また、症状が治まっても体内にクラミジアが残っている可能性は十分に考えらます。完全に完治したと医師が判断するまでは治療を続けることが大切で、自己判断をせずに必ず病院で検査をしてもらって治ったかどうかを見てもらいます。クラミジアに感染している間は他の性病になる可能性も上がると言われているので一緒に他の性病検査もしてもらうのが理想的です。
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